記念受験という言葉

思い返せば4年前…

ずっと続けていた公文を

引越しを機に休会から退会した後

近くの学習塾に二人を連れて行った時に

聞いた言葉、記念受験。

対応してくださった先生から、

お兄ちゃんは中学受験などお考えですか？と。

いいえ…と答えると、

そうですか笑　と安堵した様子。

？？と思いながらどうしてかと聞いてみると、

6年生になって受験勉強したいと

体験入塾で申し込まれる方がいらっしゃるので

とのこと。なんほど、なるほど。

ちなみに、

このような問題解いたことはありますか？

お母様もどうぞ！と言われ覗くと

？？？クイズ…ですか？

が、率直な感想の問題の数々。

記念受験したいとおっしゃるのであれば

各御家庭の自由ですが、

中学受験は簡単ではありませんし、

少なからず受験をするとなると、

お子さんは必死に受かろうとします。

そのお子さんの気持ちを理解されて

お考え頂きたいと思います…と。

当時の私は、はぁ…そうですか…

この塾は受験が苦手なのかな？くらいで

恥ずかしながら思って帰りました。

そこには通うことはしなかったのですが、

子供達は　楽しかったのにー！

と笑笑　

試験が近くなると、

あちらこちらで聞こえてくる

うちは記念受験だから…。

その度に、あの時の塾の先生のことを

思い出します。

せめて、お子さんには届きませんように…

娘に記念受験という言葉知ってる？

と、聞いてみた！笑

知ってるよ、うん、たまーにいるね。

ほとんどそんなこと言う子はいないよ、

だってみんな一生懸命だもん。

ずっと頑張ってきたし、

受かる為に受験するんだよ。

でも、例え不合格だったとしても、

受験しなきゃ良かった！にはならない。

次の受験の準備にもなるし

この経験は宝物(先生方に感謝の教え)。

それ、親がいうんでしょ？

そもそも、なんの記念？

落ちる記念だったらわざわざ要らないよー。

わかるよ、わかるよ、万が一の為にね。

布石をうってるの？かな？ってね。

でも、そんな言葉を言っちゃうのは

デリカシーがないのかな？

何も理解出来ていない人と

認識されるということを

考えられないのかな？って思うかなぁ。

でも、本当に記念に！なんて考える人も

いるのかもしれないけどね。

でもさ、

真正面からがんばろうよ！

って、思うけどね。

知らんけど。

息子には、

へえーそうなんだでいいんじゃね？

お母さん、無駄な時間使うなよ。

私よりも格段に大人な子供達。

なんだかモヤモヤしてしまったのですが

でも、子を思う親の気持ち…

には、変わりが無いのかもしれませんね。

知らんけど　笑笑