三者面談

どうしてそう決意したのか?

 

私立の特待を考えて

評定を意識して進めてきていたはずが、

直前になって

やっぱり公立を目指すと…

 

スポーツ推薦の話が舞い込んできてから、

もう一度改めて進路について考え直したのは

わかっていましたが、

スポーツ推薦でも、特待の方でもなく、

ギリギリで

一番難関な進路を選択した息子。

 

何が彼をそうさせたのか

毎日一緒にいても、わからなかった。

 

特に点数が格段に上がったわけでもなく

がむしゃらに勉強しているわけでもなく

ただ、

決めかねていたのは感じていた

今日が最後の学校の三者面談

 

めずらしく、昨日から発熱ありで

学校を初めてお休みして

一日中爆睡。

 

先生からはやんわりと 

偏差値がまだまだ追いついていない。

来月の実力テストが最後の判断材料になると

告げられましたが、

志望校は変えない、このまま行く。

 

なぜ?急に?

 

病み上がりの息子と今度は車で塾に到着。

先生から、

血反吐を吐く思いで

やる決意はできた?と…

どれだけ遅れを取っているか…

目標に追いつくまでの

過酷なスケジュールが完璧に作られていて

それを笑顔で???聞いている息子。

 

評定を確認した先生が

思いの外、評定がいいので安心したよ

この志望校にヨンブンノイチは

入学させた自負はあります。

これは受かるためのカリキュラムで

やらなければ、ただの紙切れ。

でも、やり切る事ができれば、受かります。

 

推薦や特待で悩んでいたと思うけど

決断してくれたのは、嬉しかった…と…

 

先生なの?この先生なの?

わたしには、微塵も見せなかった

清々しい声と何故か柔らかい笑顔

 

大変だと言われているのに

本当に無謀な道のりなのに

なぜ、笑っているの?え?なんで?

 

先生によろしくお願い致しますと挨拶して

塾の長い階段を降りながら

 

やばい、やる気出てきた笑笑

 

え?楽しんでる?うそでしょ?

ゲーム感覚?

帰り道もご機嫌な息子

 

わからない。

本当にわからない。

 

わたしが彼を一番わかっていないの?f:id:mugittan:20211208045108j:image

ほんとに、もう…

お願い!頑張って!

もう、それしか言えない!!!