最後の神頼み

急遽、

予定していたアポが無くなったので

弾丸で実家の墓参りに

最後のお願いをしてきました。

 

午前中にバタバタと事務作業を終わらせて

ノンストップで5時間

遠い田舎の父が眠る故郷へ。

 

生前、父、息子にとっては祖父が、

○○高校に行くんだぞ

じいちゃんは

東大の門をくぐるのをみたい

と、まだよちよち歩きの息子に

まるで呪文のように唱えていました。

 

息子は、また言ってると思いながらも

うん、頑張るよ😤と、

安心させるつもりで応えていました。

 

その祖父が最後に息子に電話した時も

学校に行っていて出れなかった留守電に

勉強頑張って、東大に行くんだぞ!

亡くなってから気がついた留守電に

まだ小さかった息子は

出られなかったことを

後悔しているように見えていた。

 

あれから7年経ち、

最後に決めた志望校は

祖父からの願いの高校。

約束したから…?

 

コロナで2年墓参りしてなかった。

気になって、いてもたってもいられず

車を飛ばしました🚗

 

忘れかけていた思いを

息子はちゃんと覚えていた?

そして、叶えようと

自分のために 祖父のために

最後の最後に、選んでくれた?

 

わたしができることは、こんなこと。

なにも出来ず、ただ…

寒い寒い冷たくなっているお墓に、

綺麗なお花を供えて

ありがとうと、手を合わせるだけ。